2/18/2015

終わった...。

氷の鏡、遂に完結しました。

2013年11月末から開始したこのお話、終わらせるまでに結局1年以上かかってしまいました。気長に待っていてくださった方達、本当にありがとうございました。

皆さんにとって、納得いく形でのエンディングを迎えられたでしょうか?ダラダラ引きずったわりに、尻窄みの状態になってはいなかったでしょうか?突っ込みどころも満載かとは思いますが、変に長引かせるよりは、という想いから、敢えて省略した部分などもあります(イザークがサーリヤの部屋でもらった巾着袋の中身、とかwww)

さて、ひとつ裏話としてここで書いておきたかったのが、私がこの『氷の鏡』のエピソードを書くことになったきっかけです。

彼方から、原作の最終巻、エンディング後の次のページに掲載されていた、イザークとノリコのイラストを憶えてらっしゃいますでしょうか?

雪が降る中、空を見上げるふたりのイラスト、です。↓

(ひかわさん、スミマセン!!今回だけ転用赦してください!)

そう、終章で降り注ぐ雪を見上げたふたりの姿は、まさにこのイラストのイメージ。

大好きな彼方からを久しぶりに読み返したあと、このイラストを見ていたら、やけに印象に残ったんです。だって、ふたりがいつもいるザーゴやセレナグゼナなんかは、あまり四季の移り変わりがないようで、冬でも雪なんか降りそうにないじゃないですか。なのに、このイラストでは、ふたりは雪を見上げている。

どこの国なんだろう?ふたりは何をしているんだろう?

そうやって考えていたら、いつの間にか、『氷の鏡』のストーリーがむくむくと私の中で沸き上がってきたんです。それで、この長い話をだらだらと書きはじめた、というわけ。

まあ、終章のこのシーンを書きたくて、この1年(以上)頑張ってきたようなものなんです(笑)。

私の稚拙な文章では、私自身、100%思い通りのストーリーが書けたわけではありませんが、私なりに精一杯頑張って、このエンディングに到達することができたので、自分自身に及第点をあげたいところですwww

少し切ないふたりのストーリーは、一応これでおしまい。これからも、妄想ストーリーを書き続けていく予定ではいますが、これからは、もう少し明るい、のんびりしたお話がメインになるかと思います。

これからもどうぞ、同じ彼方からファンとして、暖かく見守っていただければ幸いです。

また、私が書き続けていく原動力にもなりますので、皆さんから率直な感想をいただけると非常にありがたく思います。

あ、あと、「氷の鏡」終了に併せて、投票ページのアンケートもちょっとリニューアルしてみました。今後どういったお話を書いていくのか、を考える時に参考にさせていただきますので、ぜひ参加してください。

これからも、よろしくお願いいたします。

MBird


4 件のコメント:

  1. 『氷の鏡』、面白かったです。面白かった、と言いますか…読みながら、原作の彼らが彼らの姿のままで脳内再生され、連載当時の「次はどうなるの?」という感じにとても近かった。わかりやすいハッピーエンドも好きです。が、こういった、はるか遠くに光る小さな希望の光をイザークとノリコが2人並んでみつめている、という静かなシーンも彼らそのものだと思います。恋人でもあり夫婦でもあり、魂の伴侶でもあり…。哀しみは消えてなくならないけれど、微笑みも消えていない。イザークとノリコの関係を、素敵に描き出してくださって、ありがとうございました。

    もちろん、甘甘も大好物! 楽しみにしています。

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    1. F-Kurageさん、
      お久しぶりです。コメントありがとうございます。
      氷の鏡、最期まで読んでくださってありがとうございます。そうですね、私にとっても、イザークとノリコの関係って理想です。このお話も気に入っていただけたようで嬉しいです。
      あ、でも、「わかりやすいハッピーエンド」つーのは、やっぱり、ひねりが足りなかったってことでしょうか....(汗)

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  2. いえいえ、ただラブラブいちゃいちゃしてるだけのお話も好物です、という私自身の白状でしたー。
    『氷の鏡』の、生きていくということは、悲しみも喜びも双方あって、それを同じまなざしでみつめることのできる相手としてお互いがある、という終わりは、ずいぶん含蓄があるなー、と思いましたです。誤解させちゃってごめんなさい。でもって、『まどろみ』ですべてをくるんでしまう形ですから、大きな時間も語られてるし、イザークとノリコの二人の数年後の有り様もうかがわせるし、で素敵だと思います。これからも新作楽しみに待ってます!

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    1. F-Kurageさん、
      あ、私の読み違えだったんですね!(ホッ...)
      氷の鏡に関しては、色々と文章にはしなかったけれども分かってほしかった部分まで分かっていただいていたようなので、非常に嬉しいです。ありがとうございます。
      今書いている話は、甘甘、とまではいかないかも?しれませんが、それなりに甘い、のどかなお話になりそうです。お楽しみにー!

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