激しい、怒りに満ちた声が発せられると同時に、その身体を中心に、ひどく重圧感のある衝撃波がぐわっと四方に高波のように広がった。
「きゃ....!」
「!!」
煽りを受けてよろめき、サーリヤは、自分を包むガールの腕にしがみついた。
アゴルは、咄嗟にネッサに背を向けて屈み込み、ジーナハースを全身で庇った。
「−−−−−!」
壁に手をついて動けないまま、イザークは、衝撃波を背中で受け止める。
新たな傷を付けるほどの激しさはないものの、その衝撃を受けて、イザークの背に突き刺さっていた無数の氷片が、小さな悲鳴のような音を立てて粉々に砕け散った。
衝撃はイザークを通過し、氷の壁にも到達する。
途端、すでに全体に大きく亀裂が入っていた壁が、薄氷を踏み抜くような鈍いビシィッという音と共に、一瞬にして白く濁った色に変化した。霧がかかったように、氷の奥のノリコの姿が見えなくなる。
「−−−−−−−−−!!」
氷の壁全体に、髪の毛ほどの細い無数の亀裂が入ったためだとすぐに理解し、イザークが声もなく息を飲んだ。
もう、イザークがどれほどの力を注ぎ込んでも、氷の破壊を食い止めることはできない。
壁についたイザークの両手の下からも、その手の圧力でビキビキビキッと更なる亀裂が入っていく。
時間の、問題だ。
「だから無駄だと言ったであろう」
−−−−クククククッ....。
背後から降ってくる、無情な声。
その嘲りさえも、今のイザークには届かない。
(ノリコ.....!)
もうその輪郭さえ確認できないぐらい亀裂が入り曇りきった氷の壁を、イザークは食い入るようにみつめた。
(ノリコ.....!)
失うしかないのか−−−−自分の無力さ故に。
(目を覚ましてくれ.....!)
いつの間にか、ガクガクと小刻みに震えだした手足。
決して見たくはない光景なのに、目が離せないまま、祈るような気持ちで呼びかけたイザークに応える声はなく、まるで、諦観したイザークの心に呼応したように、その両手の下から、パアァァンと澄んだ音を立て、壁全体が砕けた。
「−−−−−−!!」
その場にいた−−−生きているすべての者が、息を飲んだ。
これで最期(おわり)だと、誰もが声に出せず、諦めた。
その−−−−瞬間。
粉砕された氷が、一瞬、四散するその途中で凍りついたように動かなくなったように見えたのは、イザークの目の錯覚だろうか。
弾け飛ぶ氷の壁の奥に、ぼんやりとやわらかい輝きが見えた。
ちいさな、けれどしっかりとした、強い輝き。
「な...んだと...?!」
後方から、ネッサの愕然とした呟きが聞こえた。
もしその時、イザークが振り返っていたら、勝利を期して不敵な笑みを口元に張りつかせたまま、その闇色の瞳をこれ以上はないというほど大きく見張ったネッサの姿が見えたことだろう。これは、ネッサにとっても予想外の事態だということが、わかっただろう。
「そんな馬鹿な....!」
祭壇の上で、ネッサが呟く。
息を飲んだイザークの目の前で、粉砕した氷の壁の向こうから、見えない腕で腰の部分をすくいあげられたかのように、わずかに腹部から反り返った姿勢で、ノリコの身体が浮き上がってきた。
(−−−−−−−!!)
そして、大きく腕を広げて壁を支えていた姿勢のままで動けなくなっていたイザークの腕の中に、ふわり、と重力を感じさせない軽さで、まだ眠ったままのノリコの身体が倒れこんできた。
「ノリ..コ..?!」
神殿の壁一面を覆っていた氷が−−−−百年以上も前に命を失った恋人達の姿ごと、木っ端微塵に砕けて、消えた。粉々になった氷の壁の破片が、雪のように−−−雨のように、ふたりの上に降り注いでくる。
自身が一番信じられない思いで、イザークは惚けたように口を開いたまま、呼吸することすら忘れて、ノリコの身体を震える両腕で抱きとめた。
そのまま、すとんと冷たい床の上に膝をつく。
「ノリコ.....」
少しでも力を入れれば、先日ネッサが作り上げた氷の幻影のように、脆く砕け散ってしまうのではないかという恐れが脳裏をよぎり、最初は恐る恐る、そおっとその肩に腕をまわした。
が、自分の肩に力なく寄りかかった栗色の髪と身体の重みを感じ−−−それが幻影ではないと確信した途端、イザークは、言葉もなくその細い身体をしっかと抱きしめた。
どんなに、恋い焦がれたことだろう。
二度と、この腕に抱くことはないのかと恐怖におののいていたのに。
「.....!!」
氷の中に封印されていたせいか、その身体はひどく冷たい。が、しっかりと胸に抱きしめたノリコの、いつもよりもやや緩やかな心音が聞こえる。
幻影ではない。
本当に、この腕に戻ってきたのだ。
「ノリコ....」
折れるほどにきつく、その身体を抱きしめ。
深い安堵の溜息に混じって、イザークは愛しい妻の名を確かめるように呼んだ。
「....イザ...ク?」
耳元で、囁くようにか細い声が聞こえた。
ハッと我に返り、抱きしめていた腕を緩める。
片腕でその身体を抱きとめたまま、イザークは、その声が幻覚ではなかったことを確かめるように、そっと右手でノリコの頬に触れた。
ノリコの睫毛がわずかに揺れ−−−−ゆっくりと、瞼が押しあげられる。
少し心配げに覗き込んでくる優しい漆黒の瞳を認識し、ノリコの顔に、弱々しくも嬉しそうな笑みが浮かんだ。
「イザーク....」
その顔をみつめ返すイザークの瞳が潤む。何か言いかけて開かれた形のよい唇は、胸がいっぱいで言葉を紡ぎだすことが適わない。
冷たいノリコの頬を右の掌で包み込むように触れたまま、その存在を噛みしめるように、イザークは、ノリコの額に自分の額を押しつけた。
言い様のない幸福感に胸を締めつけられる。
「...ごめんなさい」
意識がはっきりしてきたノリコが、まだしっかりとは力の入らない両腕を伸ばし、イザークの背に精一杯の力でしがみついた。
氷の中に封印されてからの記憶がなくても、ここにこうして自分を助けにきてくれたイザークに、どれほどの辛労を追わせてしまったかは想像に難くない。再会できたことよりも申し訳ない気持ちでいっぱいで、ノリコはぎゅっと唇を噛んだ。
そして、ハッとする。
「そうだ、ジーナ!ジーナは?!」
自分が氷の壁に入ることと引き換えに助けてくれるはずだった少女。
あの怨霊は、約束を守ったのだろうか?
イザークにしがみついたままで、ノリコが顔をあげる。
「おねえちゃん!あたし、ここだよ!」
アゴルと一緒に駆け寄ってきたジーナの顔は、涙でぐしゃぐしゃに濡れていた。
「おねえちゃん!」
「ジーナ、よかった....」
少女がネッサに憑依されていたことを、ノリコは知らない。ジーナが無事であったことをただ素直に喜び、ノリコはホッと胸を撫で下ろした。そして。
「!イザーク...背中....」
イザークの背に回した手に、生暖かい血がべっとりと付いたことに気づき、ノリコの顔からサッと血の気が引いた。弱々しいながらも、ひどく不安げな呟きを漏らす。
その身体をしっかりと抱きしめたままで、イザークは軽く首を振った。
「大丈夫だ−−−−もう塞がりはじめている」
実際、氷の紡錘が砕け散った段階で、イザークの身体は急速に回復を始めていた。
服には大量の血が付着したままだが、その下の傷口はすべて出血が止まっている。イザーク自身も、すでにほとんど痛みは感じなくなっていた。
心の−−−−痛みを除いては。
「イザーク...赤ちゃん....」
イザークの背にぎゅっとしがみついたまま、ノリコが震える声で言った。
お腹の奥に、生まれたばかりの小さな光。
本来ならば、喜びのニュースとして伝えたかったのに。
「ああ....」
ノリコに皆まで言わせるような酷なことはできず、イザークはその華奢な身体を抱き寄せ、右手でその頭を自分の肩にそっと押しつけた。
その肩を、ノリコの涙が湿らせる。
言葉にはしなくとも、ノリコの喪失感はイザークの心に直接響き込んでいた。
(.......)
どんな、言葉があるだろう?
身籠った子を失った母親に。
ノリコの−−−−母親の危機を感じ取り、イザークの−−−父親の必死の叫びを聞き取り、生まれたばかりの小さな命は、その持てるすべての力を振り絞って、『出たい』と叫んだのだ−−−ノリコの代わりに。
だが、あまりにも小さなその命は、持てる光の力をすべて使い果たし、消えてしまった。
子は、喜んでその命を差し出したのだ。
母親の生命と引き換えに。
「−−−−−−!!」
声もなく肩を震わせるノリコの頭をしっかりと抱き寄せながら、イザークは目をきつく閉じ、奥歯を噛みしめた。
助けることが適わなかった、自分達の小さな生命のために。
−−−−−ククククク....!
悲しみに打ちひしがれるふたりの上に、さも嬉しそうなネッサの笑い声が降りかかってきた。
「さすがは『天上鬼』と『目覚め』の子だな。まだ月も満たぬ胎児でありながら、我が封印を解くほどの力を持っていたとは...予想外だったよ」
この地の結界を強化していた力の一部であった氷の壁が粉砕し、『天上鬼』からも『目覚め』を奪えず、自分の力を増幅させてくれていた稀代の占者の身体からも追い出された。
戻る身体も−−−かつて愛した男の亡骸さえも失った今、自分の敗北が色濃くなったことを、さすがのネッサも認めざるを得ない。が。
「−−−−最期に『天上鬼』の子を道連れにできたのであれば、本望。少しは溜飲も下がろうというもの」
すでに血を流している心臓をさらに抉り取るような、そんな、冷淡な言葉。
クッと喉を鳴らした祭壇上のネッサを−−−ノリコだけでなく、アゴルやジーナ達も一斉に見上げた。
言葉にならない怒りの気が、その場を満たす。
「.......」
それまでネッサに背を向けたままだったイザークが、その言葉に、伏せていた目をゆっくりと上げた。その漆黒の瞳だけでなく、その全身から、静かな怒りが沸々と滲みでている。
もう、赦せない。
助けることなど、できない−−−したくもない。
なによりも大切なものを奪ったネッサの魂を粉々に踏みにじってやりたい思いに駆られながら、ゆらりと立ち上がろうとしたイザークの腕を、ノリコの手が止めた。
「イザーク、駄目」
「ノリコ...?!」
失ったものの大きさを誰よりも感じているはずのノリコの言葉に、イザークは信じられない思いで目を見張った。
「あの女がしたことを...分かっているのか?!」
愕然と呟いたイザークをまっすぐに見上げたまま、ノリコはこくんと小さく頷いた。
「なら....っ!!」
言いかけるイザークに、しっかりと首を振ってみせる。
「ノリコ!」
「−−−−イザークも、わかってるでしょ?」
静かに、でも凛とした声で。
「憎しみに憎しみで対抗しても、それが倍に膨れ上がるだけだよ。闇で闇を消すことなんてできない。光でしか....彼女の闇を払うことはできない」
イザークの袖口を掴んだ指先が、かすかに震える。
「光を失わないで、イザーク」
光の側についた自分達だから、こそ。
まだ頬に涙の跡が残った顔で、ノリコは、弱々しくも、笑うのだ。
救って、と。
闇に飲み込まれてしまった彼女の魂を。
「......!」
言葉にならぬ思いで、イザークはもう一度ノリコをしっかりと抱きしめた。
自分が『天上鬼』にならずにすんだのは、やはりノリコのおかげだ。
ノリコがいたからこそ、今の自分がある。
ノリコは、よく自分が無力だと嘆いていた。
なんの力もない弱い存在だから、いつも皆に守られるばかりで申し訳ないと。
だが。
こんな強さを持った女は、ほかにはいない。
こんなに眩しい光を持ったノリコを愛し、愛された自分を誇りに思わずにはいられない。彼女の愛に、相応しい男になりたいと思わせてくれる。
「−−−−−−−−」
しっかりとノリコを抱きしめていた腕を解き、すぐそばに膝をついていたアゴルとジーナにノリコを任せ、ゆっくりと立ち上がる。
踵を返したイザークにまっすぐにみつめられ、祭壇の上のネッサが、口元に薄い笑みを張りつかせたまま、無意識に身構えた。
「く....!」
たとえ歴然とした力の差があろうとも、このまま終わるつもりはまったくなかった。
『天上鬼』の子を道連れにできただけではまだ足りない。なんとかして、この幸せな人間どもにもっと苦しみを与えてやらなければ。
もっと。
もっと。
もっと。
そんな飢餓感がどこから来るのかさえわからないまま、ネッサがイザークに向けて両手をかざした。その掌から、凍てついた大量の冷気の塊が放出され、イザークと−−−その背後にいるノリコ達を襲う。
「イザーク!」
万一に備えてサーリヤを背中に回しながら、ガールが緊迫した声を上げる。
イザークは身じろぎひとつしないままだ。が、繰り出された冷気の塊は、彼等の周囲に張り巡らされた気の壁に当たった途端、ジュッ!とあっさり蒸発して霧散した。
同時に、イザークがトンッと軽く地面を蹴り、ネッサに向かって跳躍する。
その身体は、内側から湧き出るような輝きに包まれている。
「.....!」
イザーク自身というよりも、その光に恐怖する。口元から笑みの消えたネッサが反射的に身をよじり、飛び退こうとするが、間に合わない。
捉えれるはずのない実体なきネッサの身体を、イザークの腕が背後からしっかりと抱きしめた。
「なっ....?!」
攻撃されるとばかり思っていたネッサが、イザークの予想外の行動に大きく動揺をみせた。何が起こったのか把握できないまま、その腕を振りほどこうともがく。
「何を.....!」
「−−−−もういいんだ」
背後からネッサを抱きしめたまま、目を閉じ、その耳元でイザークが繰り返した。
「もう、いいんだ」
苦しむな。
もう、抗うな。
自分を赦し、光の世界へ還ってこい−−−−。
「あんたを待ってる奴のところへ、還ってやれ」
その細い肩を−−−−流れる漆黒の髪を、愛しさを持って抱きしめる。
孤独と悲しみと憎しみと後悔に取り憑かれ、心の底まで冷えきってしまったネッサが、とうの昔に忘れてしまった温もりを思い出させるために。
彼の、代わりに。
「な....」
イザークの全身から流れ込んでくる春の木洩れ陽のような暖かい光に戸惑い、ネッサが畏怖にも似た表情で目を見張った。
その、一瞬。
『ネッサ姫....』
イザークとネッサが同時に目を上げたその先に、不意に現れた人影。
どこか見覚えのあるその顔−−−それが、恋い焦がれた懐かしい青年の姿であることをネッサの心が認識するまでに、ほんのわずかな時間差があった。
「シュ..ラク....?」
もう随分と長い間、口にすることさえなかったその名が、思わず口をついて出た。
その呟きと同時に、まるで顔から仮面が外れるように、ネッサの顔から険しさが解けていく。
「シュラク、なの...?」
自分自身の言葉を確かめるように、ネッサが繰り返す。
ネッサとイザークのすぐそばに浮遊しながら、金の髪の青年が花のような優雅な笑みを浮かべて頷いた。
『はい....』
ぼんやりと霞がかった白い手が伸び、イザークに背後から抱きしめられたままのネッサの頬に触れる。
『私です、姫。約束したでしょう?ずっと、あなたのそばにいると』
にっこりと、満足そうに微笑む。
『やっと、気づいてくださいましたね』
懐かしいその声に、切なさで胸が締めつけられる。
春の陽が、凍った湖の水をゆっくりと溶かしていくように、闇に覆いつくされていたネッサの心に一筋の光が差し込んだことをイザークは理解した。
「シュラク....」
ネッサの頬を、つ、と涙が伝った。
こぼれたのは、イザーク達が初めて聞く、か細く震える弱々しい『女』の声。
「−−−−−」
もう必要がないとわかり、イザークがそっとネッサから腕を外して退いた。
途端、両極の磁石が呼び合うように、ネッサとシュラクの身体が−−−魂が、スーッと吸いつくように引き寄せられていく。
「......」
青と漆黒の二対の双眸が視線を絡ませる。
涙が伝ったネッサの白い頬を、シュラクの手が−−−木洩れ陽のような笑顔が、包む。
感無量で、言葉もなく、100年以上の時を経て、ふたりがしっかりと抱き合った。
途端、眩いばかりの光がふたりの魂を包み、その光が弾けるように霧散し−−−そのまま、ふたりの姿は消え失せてしまった。
あとには、それまでのことが夢だったかのように、静寂が残るのみ。
「よかった....」
心から嬉しそうなノリコの声が、沈黙を破る。
祭壇上でゆっくりと振り返ったイザークと視線を合わせ、微笑んだノリコの顔が一瞬翳ったのは、やはり失われてしまった生命のことを思い出して、だろう。
ネッサの魂を救うためには、避けようのない犠牲だったのかもしれない。
誰よりも苦しんでいたネッサのことを思えば、恨んでなどいない。
赦している。
それでも−−−−−。
それでも、きっとしばらくは、こうして胸が痛むのだろう。
自分の命を助けるために失われてしまった、小さな光のことを思い出すたびに。
跳躍して一瞬でそばに戻ってきたイザークの胸に抱き寄せられ、ノリコはそっと目を閉じた。しっかりとその肩を抱きしめたイザークも、同じ思いで目を伏せた。
「大丈夫だよ」
すぐそばに座っていたジーナが、ふと、その小さな手を伸ばしてノリコに触れた。
「大丈夫だよ、おねえちゃん」
視えない目を、まっすぐにノリコに向けて。
微笑む。
「すぐに還ってくるよ。いつか−−−その時がきたら、きっと。今回は、こうやっておねえちゃんを助けるためだけに、来たんだよ。それが、目的だったの。だから満足してるって。悲しむ必要なんかないよって」
まるであの子と話をしたかのように、確信した声でジーナは告げた。
「きっと、またすぐに逢えるよ」
その言葉に、抱きしめるイザークの腕にしがみついたまま、ノリコは何度もうんうん、と大きく頷いた。
「うん....」
そうだね。
きっと、すぐにまた逢える。
これは、さよならじゃない。
********************
<あとがき>
.........。な、なんかヒンシュク買いそうですね。
赤ちゃんをどうするかについては、実はだいぶ最期のほうまで決められずにずっと悩んだんです。でも、ふたりがネッサを『赦す』ことには、必要なことだと諦め、最終的にはこういう形になりました。怒らないでくださいね。ジーナも言っていた通り、これは今だけのお別れなんです。ふたりは、あの子に、また逢えます。必ず。
ありがとうございますっm(。≧Д≦。)m
返信削除とっても素敵でしたぁ(つд`)世界観も、イザークやノリコたちもスゥーと入ってきて、心に残るとってもいい作品を読ませて頂いたと(//∇//)
ほんとに、ほんとに、ありがとうございました。またお邪魔したいと思いますって、毎日お邪魔してるんですが( ´艸`)
月夜見さん、
削除お久しぶりです。コメントありがとうございました。
ここまでダラダラ引っぱってきたわりに、エンディング部分がちょっとあっさりしすぎていたかな、と少し心配している部分もあるのですが、気に入っていただけたようでよかったです。赤ちゃんのことについては賛否両論かと思いますが、「赦す」ということの意味を、大きさを、上手く説明するには、必要だったと今は思っています。
あとは、終章を書いたらこのお話も完結します。そろそろほかの楽しい?お話も書かないとね。
これからもよろしくお願いいたします。